こじれるコンプレックス

こじれるコンプレックス

ラジオを中心に好きなことを自由に書いているブログ

陰謀論を言ってドヤ顔する人たちと真に受ける人たち

沖縄に反基地の思想を持っている人がいるのは、中国の工作員に操られているから。
日本で医療大麻が制限されているのは、政府が業界を敵視しているから。
先日の誘拐事件は明らかに少女が悪いのにそれを報じないのは、マスコミがミスリードしているから。
小児がなかなか見つからず形跡もないのは、両親がどうにかしてしまったから。
 
私がこの数ヶ月で、ネット上で見たことのある言論である。
誰かの陰謀論を掲げて、さも真実のように物事を語っている。
 
しかし、あくまでも「持論を展開した」か「思い込んでいる」というレベルであって、具体的なデータを示さないなど根拠には乏しく、にわかには信じがたい。
そして、頭がいいとされている著名人もこの陰謀論とか、根拠のない話を平気でしてしまうこともあって、悲しくなる。
 
でも、不思議なことにこのような言論は一定の支持を得る。
リツイート数、Facebookのいいねの数、はてブの数とか見ると、思いの外多くてびっくりする。
 
もしかしたらその人が言うようにそれが真実なのかもしれない。
ただ、陰謀論で自分の主張を正当化する人は、あんまり好きじゃないし。
少なくとも私はその人のいうことを信頼できない。
 
そりゃ私たちが知らないところで何かが起こっているかもしれないけど、根拠も提示できないこと言って、真実を暴いたつもりかと言いたくなる。
せめて主張を裏付けるデータや文献を提示できないかしらと思う。
思っているだけで裏が取れないなら、「あくまでも私見」だと分かるような物言いをしてほしい。
 
そして、陰謀論を真に受ける人たちも、「真実を知った」と満足して何がしたいんだろうか。
自分の信じた陰謀論に反論するような意見を言えば、人格攻撃も辞さないような話をしてくるし。
中には実際に行動に移すような人たちもいて、陰謀論を根拠にデモとか起こされて、不愉快な言葉を叫ばれた日には、たまったもんじゃない。
その根拠のない物言いで、傷つく人もいるんだから。
 
もっとも、陰謀論を掲げる人たちは、注目を集めたかったり、本をたくさん売りたかったり、ウケたりしたくて言ってるだけの可能性もある。
だから、ある程度割り引いて話を聞かないといけないと思う。
 
特定の人の意見ばかり信じてないで、自分で考えないとね……。