こじれるコンプレックス

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

こじれるコンプレックス

ラジオを中心に好きなことを自由に書いているブログ

【演劇感想】激団リジョロ第二十六回公演『OF THE DEAD』

舞台
2016年6月24日から27日まで上演されていた、激団リジョロ第二十六回公演『OF THE DEAD』
私は6月26日の昼公演を観に、ザムザ阿佐谷まで行ってきた。
 
<あらすじ>
ゾンビの出没が報じられてから、瞬く間に全国はゾンビだらけになってしまった。
実家にいたすずはあてもなく逃げ、幼い頃に遊んだ倉庫に逃げ込んだ。
しかし、その倉庫ですずはゾンビに襲われてしまう。
しばらくすると、すずの友人や恋人、知らない人までが倉庫へ駆け込んできて……。
 
一般的な演劇では、上演中携帯電話の電源は切るようにアナウンスされる。
しかし、今回観に行った演劇は、前説中も上演中も、写真撮影OKだという(上映中はフラッシュとシャッター音禁止)
しきりに「今から撮って、SNSにあげてください! お願いします!」と言っていた男性が個人的に格好良いなって思ったので、私もTwitterにかなり凝っているセットの様子をあげた。

 
パンフレットを開くと、なぜかマスクが用意されている。
例の格好良い男性になぜか問うと、砂埃が舞うのでマスクをした方がいい、との答えが返ってきた。
確かにセットを見ると、本当に砂っぽいというか、錆び付いている感じ。
確かに気管支系には悪そうで納得。
 
それに加えて、最前列の席にはビニールシートが用意されていた。
理由は、ゾンビが前を通って血を吐くことがあるかららしい。怖い……。
 
上演前、「前説の前説」担当として、マイペースさん、というコンビのお笑い芸人さんが担当。
この方たちも劇中ではゾンビとして出演している(本人曰く1人のゾンビ=田口さん、ニート=相馬さん、という役が振られたらしい)
即興で振られたゾンビバージョンのものまねを披露して、場を盛り上げていた。
 
そして、前説(上演前の案内)は激団リジョロの団長・金光仁三さんと、激団員(※誤記ではない)の小中文太さんが担当。
小中さんは今回の舞台で初めての前説らしく、団長にフォローしてもらいつつも、若干戸惑い気味だった。その様子が妙にかわいらしく感じる。
 
なお、さっきから「格好良い男性」としきりに私が言っているのは、小中さんのことである。
目が大きくて、あごひげが似合うワイルドな顔と適度に筋肉がついた体格で格好良いな、、、と思いながら話を聴いていた。
 
ただ、小中さんが演じた役は口が悪い、すぐ殴る、「発情しちゃうぜ」と女を襲おうとするなど、私からしたら絶対許せないドン引きな性悪野郎だったけど……。
 
ちなみに、当初からゾンビのキャストは18名いる(「当初から」という言葉で、ストーリーの展開をそれとなく察していただければ)
ゾンビたちは、終始倉庫の外側をうろついている。
時には血を吐いたり、突然膝を折ったと思ったらバウンドしたり、大挙して人間側のキャストに襲いかかってきたりする。
 
ちなみに、ゾンビはナースや作業員など、みんなそれぞれ背景を持っていて、人間側のメンバーと親密な関わりがあるゾンビもいる。
自分が助かるためには、ゾンビになってしまった大切な人を殺さないといけないって、メチャクチャな世界……。
 
すずがゾンビに咬まれてしまってから、だんだん記憶も意識も虚ろになってしまう様子(目つきと口調で物語る星野桃子さんの演技は狂気じみていた)。
すずの彼氏である、黒貴さん演じる風間のどうしようもない現実の目の当たりにしての葛藤……。
 
2時間を超える長丁場の演劇だったが、その分細かい部分まで描写がすごく、引きこまれた。
 
ちなみに、この演劇にはライフガードを展開している株式会社チェリオコーポレーションが協賛していて、帰りにはライフガードをいただいた。
沖縄出身にとってチェリオの自動販売機は馴染み深く(私の高校にもあった)、思い出に浸りながら美味しく飲んだ。

 
これは観に行ってよかった!
 
余談。
黒貴さんと終演後に話をして、彼が着ていたTシャツを触らせてもらったら、こんなことになってしまった。

f:id:yukcmp:20160627235945j:plain