こじれるコンプレックス

こじれるコンプレックス

ラジオを中心に好きなことを自由に書いているブログ

あなたのトラウマは私には関係ない。だけど言いたい気持ちは分かる。

分かりやすい成功に対して執着している人って、過去に苦い経験をしている人も多い。
いじめとか、理不尽な仕打ちとか。
あるいは、先天的な要因(身体的な問題など)で機会が失われたりとか。
自分を肯定する気持ちを阻害されるような経験を持っている、って感じ。
 
その分、金とか知名度とか人気とか、成功したって分かりやすいものを欲しがるのかもしれない。
成功したって思えれば、自分を肯定できる気がするから。
 
私もこれまで「自分って本当にダメだな……価値ない」って落ち込むことはよくあったから、辛い気持ちは分かる。
そして、何かしらで成功すれば、より自分に自信を持てるかな、って気持ちも、尚更分かる。
 
中には、その気持ちをはっきり表に出して「成功して見返してやるんだ!」と公言する人もいる。
 
しかし、はっきり言えちゃう人に正直私は疑問を持ってしまう。
正直、私にはあなたのトラウマは関係ない。
 
単純に「この人が言うことは本当にためになる」「お金を出して応援したい」などと思えるかを判断する上で、その人の背景とか経験してきたことは、あまり気にしていない。
判断基準は、その場で聴いている話とか、書いている文章の面白さ、ではないか。
 
いじめやセクハラなど、自分が経験したことを元にして、問題提起をするなら別だ。
ただ、全く関係のないこと(デザートとか、ファッションとか)を話しているのに、それと同じくらい自分が経験した嫌なことを主張されても、何と反応していいのやら。
 
「社会を見返してやる」なんて言われたら、私もその「社会」の一員として見返してやりたい対象にされてるみたいで、気分は良くない。
そんな人が「成功したい!」「成功したい!」と執拗に言えば言うほど、「あんまり応援したくないな……」と思ってしまう。
 
「実はこんな経験をしていてね……」というような話って、お酒を一緒に飲めるような、ある程度の間柄になってからでないと、受け入れるのが難しい。
 
ただ、自分がした嫌な経験って、ついつい話したくなる気持ちは分かる。
そして、過剰に言いがちな気持ちも分かる。
 
美女でもなければましてや女ですらないのに、「悲劇のヒロイン」ぶるストーリーって、本当にニーズがない。
ニーズがないって知ってるけど、まだ笑って話せる気持ちになってない時に限ってよく口が動く。
いかに自分がひどい目に遭ったかベラベラ、ベラベラと……。
 
私もマルチ商法に引っかかりそうになった経験をした直後は、散々色んな人に話した。
 
裏切られた、許せない、金づるにされた。
そんな感情がごちゃごちゃしていて、気持ちの整理がついていなかった時期だったので、かなり感情的に話しまくった。
そして、すっごい被害者ぶってた。
 
そそのかされたとはいえ、自分が興味あるって言ったゆえにセミナーに連れていかれたんだし、費やしたお金は数千円のセミナー代(+飲み会で払ったお金)くらいで済んだのだ。
相手が強要してきたことなんて一度もない。
 
自戒も込めて。