こじれるコンプレックス

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こじれるコンプレックス

ラジオを中心に好きなことを自由に書いているブログ

相模原事件から考えた、ネットユーザーが過激な思想に陥らないための4箇条

相模原の障害者施設で起きた痛ましい事件。
容疑者の男のものとされるTwitter*1でのツイート内容も報道ではフォーカスされた。
また、容疑者がフォローしていた人たちもいわゆる「ネトウヨ」とされる層から支持を集める人ばかりであったことから、彼らから思想の影響を受けていたのではないか、という指摘もある。
 
大麻使用による精神的な問題もあり、一概に「ネットで影響を受けて、障害者を差別する考え方になっていった」という結論にはできない。
しかし、ネットばかりに目を通していると、都合のいい情報ばかり集めてしまうリスクは高くなるのは確かである。
検索キーワードを変えれば、同じ出来事でも見える世論は一気に変わってくる。
 
個人で運営しているブログやツイッターなどのSNSは、他人の目に触れられないまま情報が発信される。
どんなに反社会的な言動でも、一定数の共感を受け拡散される危険性がある。
事実、容疑者に共感したり障害者差別を肯定したりするツイートやブログも見られ、共感を表明する「いいね!」が多数ついている。
日本国民の総数から見れば圧倒的に少なくても、これだけの数が理不尽で憎悪に満ちた思想を支持している、という事実に戦慄を覚えてしまう。
 
そこで、ネットを使いながらも過激な思想に陥らないようにするためには、どうすればいいかを考えてみた。
 

シェアされる数が多い情報を鵜呑みにしない

SNSでシェアされたり、はてブの数を集めたりするなど、いわゆる「バズる」記事やツイートがある。
しかし、注目を集めたいがために意図的に極端なことを言っている、あるいはデマを流している、という可能性もあるので、鵜呑みにするのは危ない。
実際、熊本地震では「動物園からライオンが逃げた」というデマのツイートは17,000回以上リツイートされ、動物園にも問合せが殺到した。
 

ネット以外のオールドメディアにも触れる

はてなブックマークは「ブックマークされた記事」が表示される基準になっているため、「バズる」記事しか目に入らない。
その中には個人が炎上目的で書いたブログの記事や、匿名掲示板のまとめサイトといった、本当に信頼できるか怪しい情報も散見される。
新聞や本、テレビやラジオなどは、発行や報道がされる前に人の目が入るため主張の根拠が明確であり、一定の信憑性は担保される。
 

「本当に正しいのか」という一歩引いた目線で情報に触れる

「有名人が言うことだから正しい」「新聞に書いてるから正しい」という姿勢で情報に触れると、無意識のうちに特定の考え方に偏っていく。
先にあげた「ネトウヨ」と言われる層から支持を受ける人には、知事経験者や作家など有名人が多い。しかし、果たして本当に彼らの言っていることは正しくて、絶対に間違いのないものだろうか。
新聞に関しても同様で、スクープを暴き出す一方で、捏造や誤報といった不祥事がどの新聞社にもある。
主張の根拠となるソースが不明だったり、弱いうちは「あくまでも有名人や新聞記者の主張でしかない」と考える必要がある。
 

根拠もなく人の思想や属性を決めつけた言動をしない

相模原の事件では、容疑者を「在日」と言い出す人も見受けられた。これに限らず、凶悪な事件の容疑者をすぐ特定の人種と決めつけ、その人種に対する嫌悪や偏見をあからさまにするケースがある。
都知事選でも、宇都宮健児氏の「ある候補の応援要請には応えられない」という表明に対して「対立候補を黙認するのか!」などと勝手に解釈してバッシングをするケースもあった。
根拠もなく、烙印を押すようなことをツイートするようになったら、偏った思想に影響を受けているかも、と冷静になって考えた方がいい。
 
以上、ネットを使いながら過激な思想に陥らないようにするための4箇条を考えてみた。
私も知らないうちに思い込みで物事を見てしまう危険性はあるので、気をつけよう。

*1:現在は凍結されており閲覧不可。私が確認した限り、報道後1,000人程度だったフォロワー数は1万人程度まで膨れ上がった