こじれるコンプレックス

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こじれるコンプレックス

ラジオを中心に好きなことを自由に書いているブログ

自虐キャラを「そんなことないよ」と慰めてもらうための手段に使うな

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「頭悪いですが……」
「ブスだしモテない」
時々、こんな発言をして、自虐キャラを演じてしまう時がある。
 
自虐キャラって、客観的に見て分かりやすいキャラクターではある。
実際、「自分にはこんな特徴がある」という明確なアピールになる。
相手にとっても、どこを取っ掛かりに話せばいいかのヒントに使うことができる。
 
実際、指原莉乃さんも自虐キャラを上手く使ってのし上がった人である。
容貌の是非はともかく、「アイドル」で売っている人が自分を「ブス」というのは、普通は反発を食らいそうなもの。
でも、そこはバランス感覚がプロなんだろうな、と。
 

「ここをいじってね」という明確なサインにはなる

自虐キャラを演じることは、ある意味「私のこの部分をいじってくださいね」というサインを送ることだと思う。
どこでいじってほしいかを示せば、自分も承知の上で言われるので不愉快にならない。
ある意味、自分を守るための手段なのだ。
 
たとえば、独身で寂しいキャラでいきたい場合、自分から「モテない」「婚期を逃した」などと言えばいい。
そうすれば相手も「この人には独身であることを触れていいんだ」と理解して、軽口を叩けるようになる。
 
その軽口が円滑なコミュニケーションにつながることもある。
だから、うまく使いこなす分には自虐キャラは有効な手段だ。
 

いつまでも同じ自虐に付き合う人はいない

しかし、当然ながら「私ってモテない」がいつまでも通用する訳はない。
自虐キャラは必要な時に適度にやるからいいのであって、求められていないのにやりすぎると飽きられる
むしろ、「同じことばっかり言ってネガティブな人」という印象を与えることにもつながる。
 
マイナス思考でネガティブな人という評判が、プラスに働くことは期待できない。
 

結局、本当は「そんなことないよ」待ち?

そもそも、なぜ自虐キャラを演じようとするのだろうか。
もしかしたら、「そんなことないよ」と言われるのを待っているのではないだろうか。
 
確かに、最初は気を遣って「いやいや、そんなことないですよー」とか言ってくれる。
しかし、皆そんなに暇じゃないし、同じことを何度もやってあげられる程優しくない。
 
顔には出さなくても、内心うんざりしている。
だから、やがて華麗にスルーされてしまう。
 
結局、慰めを他人から貰うことで、「自分って大丈夫だよね」と思いたがる甘えた姿勢が密かにあるのかもしれない。
その姿勢があるのなら、自虐キャラに逃げるより、克服することを先に考えた方がいい。
 

1つの尺度でしか測ろうとしていない姿勢が問題

結局、安易に自虐キャラに逃げる人の一番の問題は、「モテる」とか「頭いい」とか、何か1つの尺度でしか価値を測ろうとしていることだと思う。
 
一番大事にしている1個の基準を自分が満たせないから、自分は価値がない。
でも、「自分には価値がない」なんて認める気もないから、自虐キャラをしたくなるのではないか。
ある意味、現実逃避なのだ。
 
当たり前だけど、モテなくても頭良くなくても、別の部分で勝負することはできる。
まず、1つの価値観に固執している自分の視野の狭さに気づかなくてはどうしようもない。
自虐キャラは、その余裕のない状態を脱してからやるべきだ。