こじれるコンプレックス

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こじれるコンプレックス

ラジオを中心に好きなことを自由に書いているブログ

沖縄のラジオ局でやっていた「ラースポットR」という番組をご存知かしら

私が地元にいた頃は、RBCiラジオをよく聴いていた。
自社制作の番組が充実しているし、面白い番組も多い。
 
ちなみに、「民謡で今日拝なびら」をやっているラジオ局。 
それでも、一時期私が「これはRBCもひどい編成をしたな……」と思うような半年間があった。
 
その半年間は、2008年10月から2009年3月。
この間、RBCは「ラースポットR」という深夜番組を、月曜から金曜まで、2時間の帯番組として放送していた。
 
それ以前にも、この番組は1時間の帯番組で放送されていた。
(そのことも納得はできていなかったが……)
 
だが、まさか2時間番組×週5回という、「何があったの!?」と思わせるような編成をするとは思わなかった。
 

バンドに対するRBCの猛プッシュ感

この番組をやっていたのは、「RA‐SE Sounds♪(ラースサウンズ)」という4人組のバンド。
 
普通のアーティストだったら、FMラジオ局で30分の番組を週1回するのが相場だろう。
それが2時間の帯番組というから、とんだ大抜擢である。
 
「元HOUND DOGがプロデュース」との触れ込みの元、RBCは当時異様なまでにラースサウンズをプッシュしていた。
テレビ・ラジオ両方で冠番組を持たせていた上に、彼らのアルバムを宣伝するCMも要所要所で流していた。
 
その猛プッシュもあってかアルバムは売れたようで、スポーツ紙も「沖縄で大人気」と報じている。
 

中高年をターゲットにした番組内容だが……

「ラースポットR」は、主にフリートーク・ゲストとのトークコーナー・アーティスト特集で主に構成されていた。
 
ゲストとして、ものまねタレントのしじみ(松下桂子)さんが出たこともあった。
アーティスト特集として、中森明菜さん松下千春さんを取り上げたこともあった。
 
この番組の直前に「団塊花盛り!」と言う懐メロ番組が放送されていたこともあってか、中高年をターゲットにしている内容ではあった。
(ちなみに「団塊花盛り!」は2016年現在も続いている。ぜひラジコプレミアムで聴いてみて)
 
しかし、これが2時間、週5回である。
毎日のように、コンスタントに中身が濃い番組内容は期待できないし、実際濃くはなかった。
 
喋りのプロでもないバンドマンのトークは若いノリと内輪受けみたいな感じで、正直面白いとは思えず。
 
もっとも、バンドマンの曲を紹介するセンスも微妙だった。
宇多田ヒカルさんの「HEART STATION」を「心の駅ですねー」と言いながら紹介した時には、「さすがにそれはないでしょ」と突っ込んだ。
 
ちゃんと聴いていれば、STATIONはラジオ局だということが分かるのに……。
 

長時間の深夜の帯番組なのに、収録って 

何より、長時間の帯番組でありながら、収録番組であることが解せなかった。
 
生放送だったらまだ臨場感があっていいのに、リスナーもメールもすぐに送って反応できるのに。
ラジオの良さを削ぐようなやり方が、ラジオ好きとしては惜しく思えた。
 
収録のせいなのか、バンドマンのテクニックのなさなのか。
妙に番組全体が緩んでる感じがして、それが余計つまらなく感じてしまった。
 
「こんな番組をやるくらいなら、その前にやっている番組を長くやってくれないかなあ」なんて思っていたが、案の定半年で終わった。
 
その後ラースサウンズも、メンバーが脱退するなどして、自然消滅のようになくなってしまった。
検索してもなかなか情報が出てこない彼らは、今どこで何をしているのだろうか。