こじれるコンプレックス

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こじれるコンプレックス

ラジオを中心に好きなことを自由に書いているブログ

コミュニティFM構想「横浜マリンFM」の取り組み

ラジオ 横浜
「横浜市の中区にコミュニティFMを作ろう」と動いている人たちがいる。
 

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(地図の画像:CraftMAP -日本・世界の白地図-

オレンジの丸で囲んでいる部分は、横浜市内で開局しているコミュニティFMのエリアである。
市北部の青葉区はFMサルース、南部の戸塚区にはエフエム戸塚が存在する。
 
しかし、中区を始めとする東部にはコミュニティFMが存在しない
 
東部にコミュニティFMが開局して、うまくトライアングルが作れたら、市全体で連携はとれそう。
実際、横浜マリンFM準備室の提案書では、「中区にコミュニティFMが開局し、局同士で連携をとることで広く防災網ができる」としている。
(提案書はマリンFM準備室とはから閲覧できる)
 

海が近い、埋立地、観光地。それゆえ、災害時の情報発信は大事

中区は、横浜市の中でも特に海に面している区である。
 
2016年10月時点では、津波警戒区域に指定された地域はない。
しかし、「もし津波が来たら…」という懸念は残るし、浸水被害も心配である。
 
また、巨大地震が来た時に液状化が発生する可能性がある地域もある。
この中には県庁・市役所・区役所が集中するエリアも含まれるのだから、業務に影響が出るかもしれない。
 
横浜市は有数の観光地として知られている。
その中でも中区は、関内・中華街のような有名な観光地域が多い。
 
市全体としても観光客は増加傾向にあり、2015年度は過去最高を達成した。
この内、中区の各地域には、日帰り・宿泊合わせて年間約750万人が訪れている
(ここでの各地域は「山下・関内・伊勢佐木町」「山手・本牧・根岸」を指す)
 
海に面している地域ゆえ、災害時には迅速な対応が求められる。
人が集中する地域でもあるので、災害時には帰宅が困難になる人が増える可能性がある。
 
そのような特性から、コミュニティFMが災害時に情報発信の役目を果たせると期待できるのだ。
 

都心ほど、ローカルすぎるメディアに価値がある

災害時以外のコミュニティFMの役割として、狭いエリアに絞ったコンテンツの提供があげられる。
都心にいる程、全国区のニュースは出てきても、住んでいる範囲内の情報が意外と得られない。
 
FMヨコハマやラジオ日本は、あくまでも神奈川県を対象にした県域放送。
ラジオ日本は放送のほとんどが都内のスタジオから行われており、ローカル色が薄い。
「GOING LOCAL」を掲げるFMヨコハマと言えども、よく取り上げる地域は限られる。
 
県域放送では、地域の小さな単位まではフォローしきれない部分があるのだ。
 
地域の人のニーズに応えることが第一のコミュニティFM。
だからこそ、狭い範囲に絞った情報を提供する役割として、存在意義があるのだと思う。
 
横浜マリンFMは2014年から準備を始め、2016年には1日限定のミニFMをイベントで開局するなど、着実に前進しつつある。
 
また、ホームページでは制作しているウェブ番組を公開している。
 
私も応援しつつ、横浜マリンFMの動向をチェックしていきたい。